2026.05.14/ CODE VEIN公式ブログ
辺境域世界を読み解く!テキスト解読のススメ【前編】
『CODE VEINⅡ』をプレイいただいている皆さん、誠にありがとうございます。
この記事ではアイテムテキスト(フレーバーテキスト)の楽しみ方についてご紹介していきます。
早速ですが、皆さんはアイテムテキストをチェックしていますでしょうか。
アイテムの効果を知りたくなったらチェックしてる!という方も多いかと思います。
(ちなみにアイテムテキストはインベントリから表示切り替えで確認可能です。)
実はアイテムテキストには効果詳細の他に、そのアイテムにまつわる逸話も記載されています。
本作の吸血鬼達が住む辺境域の歴史や、世界の成り立ちを垣間見ることができるので是非チェックしてみてください。
ここからは一部をご紹介していきます。
■黄金の花蜜の秘密
まずは皆さんご存じ、「黄金の花蜜」のアイテムテキストから見ていきましょう。
「再生力の回復を増加させる
偉大な吸血鬼の屍から生まれるといわれる植物が長い時を経て実らせる果実の蜜」
黄金の花蜜を採取できる花は、なんと吸血鬼の遺体から生えているとのこと…!
実際に咲く花の様子を見ると心臓のような見た目をしているのも分かります。
まさに強い力を持った吸血鬼の命が形を変えた果実で、再生の力を増加させるという強力な効果が得られるのも納得ですね。
このようにアイテムテキストからは、フィールドでは語られない世界の秘密を知ることができる場合もあります。

■キャラクターの過去
次はバディキャラクターの一人、ノア・G・マグメルから貰えるブラッドコード「傲慢の血族・ノア」を見てみましょう。
「テクニカルな戦闘スタイルと相性の良い
ノアのブラッドコード器用と忍耐の能力値が高い
特性はテクニックを要求するものが主だが
使いこなせば流れるように敵を撃破可能ノアはヴォーダ家の招集に応じて吸血鬼となった
一度命を落とし、蘇生の失敗もありうる吸血鬼化に志願したのは
人間の家族の生活を守るために他ならない生まれ持った類まれな身体能力も相まって
吸血鬼としての戦闘センスは非常に高く
ブラッドコードの特性にもその特徴が表れている」
ノアは人間として生を受けましたが、ある時を境に家族を守るため吸血鬼となって生きる道を選んだようです。
彼の家族に及んでいた脅威の詳細まではわかりませんが、命を失うリスクのある吸血鬼化に臨んだ彼の覚悟は相当なもので、彼は家族を失いたくない一心で行動したと思われます。
度胸があり善良な心を持つノアだからこそ、マグメルの洞窟で突然出会った主人公に対して心臓を託すことができたのかもしれません。
ブラッドコードのテキストでは元の持ち主の過去や信念を知ることができるため、キャラクターの生い立ちをより深く知りたい方はぜひチェックしてみてください。

■ジェイル開発の歴史
今度はジェイル「オウガ」「ハウンズ」「リーパー」のアイテムテキストを連続で見ていきます。
・オウガ
「オウガは最初に技術が確立した吸血機構であり
その機構を採用したジェイルの歴史もまた古い
最初期のジェイルは安全性が低く
吸血鬼の危険な血をそのまま体内に取り込むものであったため、
耐性素質を持つもの以外はすべて血に蝕まれて死を迎えたというこの吸血機構がもつ鬼の形相には
命を賭してでも敵を屠るという強い覚悟が現れている」
・ハウンズ
「ハウンズはオウガに次いで技術確立した第二世代の吸血機構である
狼は古代においては勝利と勇気の象徴として超常の者と対峙するハンターに好まれた存在であり
実際に狩りのパートナーとして狼を飼育するものも少なくなかった獲物を食いちぎる獰猛な双頭の狼のモデルは
意外にも職人が飼育していた温和な狼であったと伝えられる主人を守る忠実さが反映されているのか
この吸血機構を備えたジェイルは頑健さもあわせて提供する」
・リーパー
「リーパーはオウガ、ハウンズの流れを継承する近距離系技術の最新世代となる吸血機構である
近接系吸血機構はオウガとハウンズによって一定の完成を迎え長い歴史を通じて運用されてきたが
リンネ発生後に生まれた新たな戦闘ニーズに応える形でこの機構が開発されたリンネによって誕生した強大なバケモノとの戦闘においては一撃が致命傷となる場面も多く存在する
発動時の隙を受け流しによって相殺する攻防一体のこの機構は、
命を奪うものであると同時に魂の保護者でもある、死神の二面性を感じさせる」
開発系譜の第1世代にあたるオウガは吸血機構そのものの技術確立を、第2世代のハウンズは吸血機構の多様化を実現しました。
そして最新世代のリーパーはリンネの脅威に対抗するため、攻撃手段とされていた吸血機構に防御機能の搭載を実現したのです。
このようにジェイルのテキストは並べて読み解くことで、第1世代→第2世代→第3世代と、吸血機構の進化過程を垣間見ることができます。

■異形類人猿とカルト教団の関係
最後は素材アイテム「異形類人猿の脳髄」のアイテムテキストを見てみましょう。
「異形類人猿に由来する敵の遺骸
大型化した肉体に反し、脳髄の機能は衰えているリンネによる変質の果てに
凶暴で巨大な体躯となったバケモノ
比較的知能が低いことから、リンネ信仰を掲げる
カルト教団が儀式のために捕獲を試みることもある」
水没都市の各地に出没する異形類人猿は、リンネの変質現象によって生まれたバケモノです。
テキストによると知能の低さを理由に、儀式用の獲物としてカルト教団に目をつけられているようですが、祈りを捧げている教団員が突如として異形類人猿になってしまうケースもあり、両者には深い関係性を感じさせられます。
なぜ儀式に異形が用いられるのか?
なぜ儀式に参加した教団員が類人猿になってしまうのか?
テキストを読むことで世界の謎がさらに深まっていくのも醍醐味の一つです。

以上、アイテムテキストの一部をご紹介させていただきました。
今回ご紹介していないアイテムも含めて、是非ゲーム内でテキストをチェックしてみてくださいね。
次回の後編では「鎮守の情念」に書かれたテキストを中心にご紹介予定です。
どうぞお楽しみに!


