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2025.12.12/ CODE VEIN公式ブログ

キャラクター紹介 バディ探求編:変質現象を研究する、慈愛深き癒し手 ホリー・アストゥリアス

今回は、キャラクター紹介の第5弾として、『CODE VEIN II』に登場するバディキャラクターの1人 ホリー・アストゥリアスを紹介します。


病に苦しむ人々を救う院長にして、「色欲の血族」の末裔

ホリー(CV:小清水亜美)は、主人公たちの生きる現代から100年前の時代に存在していた吸血鬼です。森林地帯の「屍人の森」にある集落で、診療所の院長を務めていました。

この時代に暮らす人々を悩ませていたのが、リンネの影響によって身体が徐々に異形化する変質現象です。完全に治療する方法が見つかっていない難病ですが、ホリーはその研究者として有名で、噂を聞きつけた多くの患者が診療所を訪れていました。

ホリーは呪われた血族と呼ばれる「色欲の血族」の名家の出身です。代々伝わる癒しの力を持ち、その能力は天才と称されるほど。血族を長年苦しめてきた特有の病と、リンネによる変質現象に共通点を見つけ、治療方法の研究を進めていたのです。

研究成果をもとに多くの患者に救いの手を差し伸べたことで、現代ではジョゼライルと同じく英雄として言い伝えられています。

 

病を根源から絶つべく、変質現象の解明に挑む

主人公は旅の途中でアクシデントに見舞われ、意識が朦朧とする中で森をさまよい、やがて倒れてしまいます。目覚めた場所は、ホリーの診療所でした。主人公は彼女から話を聞き、そこに運ばれた経緯と、自身が謎の病に侵されていることを知ります。ホリーはその病が、研究している変質現象に何らかの関係があるのではと推察。生命を救うことへの強い使命感と、変質現象を解明したい気持ちから、彼女は主人公の治療を申し出ます。

この先の調査には治療が不可欠なため、提案を受け入れる主人公。ホリーによると、治療には薬湯が効果的とのこと。2人はこの地にある薬湯を巡るべく、探索を開始します。

 

皆を支える大人の余裕と、少女のような純粋さ

研究に従事していることからも分かるように、ホリーは博識で知的な人物です。優れた観察眼と豊富な知識・経験を持ち、主人公を診断したときは、症状をすぐに見抜いて助言をします。また、冷静に物事を判断できるため、院長として看護師たちに出す指示は的確で、とても頼りになる存在です。

そんな“デキる大人”といった印象の彼女ですが、主人公と一緒に過ごしているときは、意外にも無邪気な少女のような様子を見せることも。急に自然を観察し始めたり、初めて見たものに釘付けになったりと、感受性の高さから多くの事象に興味を持ちます。

探索中は気遣いも忘れず、主人公に優しい言葉をかけてくれることも多いのですが、あまりにも慈愛に満ちているため、その距離感には少しドキドキしてしまうかもしれません。

 

戦闘では後方からの射撃を中心に、治療術式によるアシストも

協力関係を結べば、ホリーはバディとして戦闘に参加します。彼女の武器は銃剣で、後方からの援護射撃が得意です。主人公が前に出て攻撃し、ホリーが長射程のレーザーで撃ち抜くといった連携が可能となっています。銃剣は単発が強力なタイプですが、ホリーは範囲の広い攻撃手段を持つため、集団戦も苦にしません。地面を這う氷の大棘を出現させる術式や、強烈な一斉照射で、複数の敵にまとめてダメージを与えます。

また、物語において重要な彼女の治療の知識は、戦闘でも頼りになります。石化や毒といった状態異常を治療する術式を使えるため、それらを伴う攻撃を用いる敵と戦う際は、ホリーがいると安心です。

本作にはさまざまな状態異常があり、不測の事態に陥ることもあります。状態異常の治療手段そのものはいくつかありますが、未知のエリアを探索する際は回復役のバディがいると心強いでしょう。

ホリーと共に歩む中で、この世界に隠された謎の一端に迫ることになります。変質現象の秘密や、主人公が侵された病の正体とは、いったい何なのか――ぜひ皆さまの手で、じっくりと解き明かしてください。

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